2016年01月

本読んで外国旅行

 相変わらず音楽への興味が以前より薄れ、ラジオから流れるアーティストもタイトルも知らない音楽を聴くので十分満足している日々。そもそも某中古CD屋で本当は古い洋楽を希望したのに叶わず邦楽担当をした時、既にそこで売れている邦楽をほとんど聴いていなかったので(イバることじゃないが)世間と自分とのズレを痛いほど感じたけれど、Twitterでもここ最近そうだななんて思ったりしている。あれだけ長い間、ブログ熱いっすね、なんて言われていたのに今では、特に母が倒れてから急激にクールダウンしてしまったようで、あの抑えきれなかった熱さが何処に行ったのか自分でも探しているのだけれど、それが何処に行ったのかが見当たらずに困っている。
 
 まあ正直なところ全然困っているわけではないが、これを「老い」ととればいいのか、単に興味あるものが薄れたのか、既に十分満たされたのでこれ以上焦って欲することもないと悟ったのか。それでも自分の中の大切なものは既に自分の中でわかっているし、ココロの中に閉まって口ずさんだり聴いたりして楽しんでいるので、そうなると決して興味が薄れたわけじゃなく、今更敢えてそれをどうしようって事もなく、静かに楽しんで静かに味わっていこうという段階になったのかもしれないなあ。とにかくうるさいのが嫌で、ワーワー騒がしい人が苦手で、無理して必死に人と話題を共有しようとしている人のツイートなんか見ていると疲れちゃって、おいおい落ち着けよ、とものすごく冷ややかに眺めている自分がそこにいて。やはり既に一歩おばあちゃんの世界に足を突っ込んでしまったような気がしてならない。相変わらず音楽は好きなんだけど自分なりの楽しみ方で。

 で、興味は何処へ行ったかというと、とにかく本。活字を読むことが楽しくて仕方がない。独身の時と違って好きな時に好きなだけ読める状況ではなくなってしまったので、チビチビではあるけれど楽しい。ブログを始める以前は年間100冊とか読んでいたので、今年の秘かな目標としては、年間100冊に手が届くところまでいきたいということ。自分でも乱視が進んでいるのを自覚しているし、記憶もなんか自信がないというか、物忘れが以前よりも強くなっているのを感じているわけです。おい、なんだこの物悲しい記事は。上でも書いたけど、とにかく自分自身が既に人生半ばを過ぎたんだなあという事を身体でリアルに感じるようになって、とりあえず健康も大事だけど頭はヤバイでしょ、ということで「本読もう、本!」と思い始めたのが数年前。読書メーターで自分の読んだ本を記録していくのも楽しくなってきたけれど、何よりも本を読む事でその中の人の人生を覗かせてもらって、それに対して感じるという行為がジワジワして好きなんだなあ。映像で見るよりも文字を読んで頭の中でそれを描くのがどうやら好きみたい。なんといってもチビチビ読むパターンのワテクシとしては、前回どこまで読んだか、どんな内容の続きをこれから読むのか、誰が出てきてそれはどういう人かを覚えていることが重要で、舌かみそうな名前の国の人の小説を読むのが面白くてたまらない。行った事もない国、今後も行けるはずはないであろう国の事を知る事ができるし、小説を通して外国旅行をするのが楽しい。

 えーと、総合的に改めて書いた文章を読み返すと、ワテクシはもう老いてしまった、って事か。毎日、我が家のワンワンを見ていると、子はいないが失われつつある母性が疼くよ。母性っていうか、おばーちゃんのような気持ちでカワイイ孫を見ている感じ。目に入れても痛くないな。おばーちゃんのような気持ち?なんだそれ!…とはいえ、もう2週間と少しするとまた1つ老いるわけで。老いは悲しいことではなく、むしろ静かに自分や物事に向き合うことができるようになって楽しいものだよなと思っている。もっと色んな事を知りたいし、もっと色んな事が出来るようになりたい。見たい知りたい聞きたい。カモン、プラス1歳。…ととりとめもなくなってきたのでこの辺でおひらきとします。『ミレニアム4(下)』の続き読みます。残り100頁。
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2015年12月の読書メーター

 ややや。紅白、林檎さんを楽しみにしていたら、まさかのZAZENの向井秀徳登場に背筋ピーン!興奮しましたな。完全に紅白のステージを自分のものにしていて、見ていて爽快。で、ひとりぼっちの大晦日でしたので地味~にキメつつ、ハーゲンダッツをコタツで食べるそれが最高の幸せ♡なんてモグモグ終わった瞬間に睡魔やってきて、肝心な年またぎのタイミングに爆睡してたというハテサテなワテクシの2016年の幕開け。

 あ、はっぴーにゅーいやーんばかーん。今年もどうぞよろしくお願いします。昨年はまさかワンワンを飼う事になるなんて考えていなかったものだから、戸惑いと心配だらけであっという間に半年が過ぎて、買ったザッパのロキシーのDVDも全部見終えていないし、本もブログもやりたい事全然できなかったので、今年はもう少しなんとかしたいなと思います。とにかく本をもっと読みたい。

2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1652ページ
ナイス数:86ナイス

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 12/1 号 [テロの時代・世界の転機]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 12/1 号 [テロの時代・世界の転機]
読了日:12月30日 著者:
ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)
読了日:12月27日 著者:ダヴィドラーゲルクランツ
このミステリーがすごい! 2016年版このミステリーがすごい! 2016年版
読了日:12月21日 著者:
その女アレックス (文春文庫)その女アレックス (文春文庫)感想
『悲しみのイレーヌ』を読んでからの話題のアレックス。なだけに、カミーユ側の話がスルスルと頭の中に入ってきて、四年間のカミーユの苦しみを考えるとよくぞここまで立ち直ってくれたという喜びと良い仲間に恵まれて良かったと、惨いシーンが幾度も出てくるにも関わらず、最後は感動的。私達はアレックスのダンスを見た。私達は彼女の消したかった人生の目撃者になれた。そして私は憎き判事殿の「真実ではなく正義」と言う言葉にシビれた。
読了日:12月19日 著者:ピエールルメートル
Ker 死神の刻印 (集英社文庫)Ker 死神の刻印 (集英社文庫)感想
幼い頃の記憶がないクールな女性検事ヤナ。移民局職員の殺人事件での捜査が進むにつれ、ヤナが記憶を取り戻すというとありがちなようだが、事件の背景、人物、ダークな空気、とにかく設定がいい。暗い記憶と事件の真実が見えてくるにつれて、ミレニアムのリスベットのように過激なファッションに身を包んだり、ハッカーとしての力があるわけではないが、笑う事の少ない彼女はリスベットに通じる骨太な女性とわかった。自分の過去と向き合い生きてゆく彼女の今後がどうなるのか、続編が楽しみ。しかし事件そのものの背景がヘビー過ぎる(好きです)
読了日:12月1日 著者:エメリーシェップ

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