2015年06月

スローライフ、スローミュージック

 サイドバーのLast.fmの調子がよくないようなので、登録しているブクログで使用している本棚に変更してみました。これはいいかもしれない。ますます本の購買欲、いや、読みたい欲が強くなってしまう。ここ最近は音楽を聴くことも減ってきたので、丁度いいかな。しばらくこれでいってみようかと。

 しかし自分でも驚くほど音楽を聴かなくなってきました。こちらの家に住み始めて園芸をするようになったら時間の使い方が変わって、気付けば化粧するのも忘れてそっちに夢中で、既に日焼けしてサンダルのあともクッキリ。このサンダルがまたお父さん仕様なので夏のサンダルをこれから買おうと思ってるけど、だいぶ恥ずかしい具合になっている。母親の遺した庭だけでなく、自分も多肉植物を始めたら、なかなかこの生活も充実していて楽しい。音楽はTwitterで毎日大量の情報が流れてくるのを淡々と眺めながら、まあ今は無理に聴かなくてもいいかなあと少し休んでいる感じで、聴きたくなったら聴きたいのを聴くのが一番なんじゃないかななんて思うようになって。人があれを聴いているから自分も聴かなきゃとか、自分の方が沢山音楽を知ってて、自分の方がもっと以前から聴いてましたとかそーいうのはもう疲れて、自分の本来の「好きなものを聴こう」でいいんじゃないかって気持ちが大きくなってきて。今はだから少し休憩の時期突入でいいや。時々聴いて楽しんで、「好き」をこっそり続けていきたいなあなんて。自分が音楽を一番沢山夢中になって聴いていた時代に比べて今は沢山の情報が簡単に手に入って、情報過多は良い点も多いけど、自分にはちょっと疲れるかなって感じ。そうやって自分の音楽との接し方を改めて気付かさせてもらったのには感謝だけれど、1番最初のブログを始めた頃の自分に戻ってスローライフ、スローミュージックに。

 そういった意味でも、ブログを続けている仲間のスタンスはとても好きで。好きを自分のペースでじっくり続けていて、楽しくそれぞれの人生を過ごしている。ブログを復活させてわかったのがやはりこっちの時間の使い方の方が好きだなということ。

 しかし困ったことに、今月下旬(now!!)から数ヶ月は読みたい本が続々登場するのだが、どうすればいいんだ…。このままだと積読で部屋がワーワーになってしまう。ワーワー。 

 なんと、週明けから犬を飼うことになりました。どうなることやら。。。 
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日曜の海

 日曜日は新しい(古いけど)ジムニーと旦那さんはオフロードバイクで五十嵐浜へ行った。風が強く、思った以上にオフロード状態で、5分もしないうちにタイヤが砂に埋もれてゆく。既に脱出不可能で救助を求めに行ったのか、誰も乗っていない県外の車が1台。お気の毒に…。ジープとオフロードバイクで来て正解。面白かったなー。
 
 

 梅雨に入ったといいながら、なかなか雨が降らない新潟。シーズン前の海。

  

 潮の香りが心地よかったです。

車買換え

 なんだかんだしながらあっという間に1週間が過ぎ…
 6月は我が家にとって、車検という名の脅迫と向き合わねばならぬ月で、とうとう中古で買ったジムニーも、いい加減修理の回数も増えて限界かなーと、手放すのは寂しいけれど買い替える事にした。はいいが、なかなか見つからない。でもこの1週間駆けずり回って、ギリギリその次のモデルのジムニーを市内で発見し、なんとか無事に買換える事ができまして。今回のも相変わらずマニュアル。オートマに乗れないこともないんだけれど、運転しててつまらないので好きじゃなく、我が家にある車は2台共マニュアル。今回のは室内灯もバッチリつくし、エアコンもガンガンきく。前オーナーが何台も車を所有されるのがお好きな方だったようで、古い車なのに倉庫に眠らせていたという、超ラッキーな車だ。とはいっても、これは旦那さんがメインで乗る為、私の乗る機会はものすごく少ないけど、ジープは見ていてワクワクする車なので嬉しい。私も次の車検でジープにしたいなー(とひっそり願望を綴る)。

北欧ミステリが続く。

 おっと。また更新忘れてた…ってんじゃなく、今月に入ってからいよいよ読書が止まらない状態となってしまい、暇さえあれば読むことをしていまして言葉を出すより入れることの面白さにドップリとハマっている状態。『ミレニアム』を読んで以来、北欧のミステリが好きなのですが、先月末から読んでいたのもそれ。

 M・ヨート,H・ローセンフェルト という2人の著者による『犯罪心理捜査官セバスチャン』の上下巻とそのシリーズ第二弾の『模倣犯』の上下巻。4冊トータルで1574頁、バッチリ楽しんだ。北欧ミステリは海外の小説とはいうけれど、非常に読みやすく(確かに名前は非常に複雑で覚えづらいが)事件も並大抵のレベルの陰惨さでなく結構読みながら頭の中でそれを思い描くとドキドキものだ。夜一人で読むには相当どぎつい場面もあったり。が、北欧ならではの美しい風景や真冬の厳しさ(それがまた美しい)と共に物語に出てくる人達がすごく丁寧に描かれていて、それもまた魅力であったり。 

 ただ単に事件が起きました→はっ、そりゃ大変だ!→探すぜ!→はい、見つかりました→ひかえおろー!→一件落着。カカカカカ!という勧善懲悪ワンパターンでなく、出てくる人物が深く描かれている事によって、その人物の感情が自分の中に入りやすくとてもヒトゴトというようには見えず、そのうえ社会的な批判が盛り込まれているのもいい。移民問題に始まりDV、児童虐待、薬物、性犯罪等々ネタに尽きる事がない。酷い。だけど読みながら何が善で何が悪か、ワケわからなくなってくることもある。本当にそれで正しいの?と。国家の問題にまで踏み込んだりすれば裏の取引まで出てきて、読めば読むほど色々な今まで知らなかった問題に興味が出てくる。北欧といえばカジヒデキか原田知世にグッドデザインの雑貨や社会福祉オッケー、そして清潔さ、カワイイという印象も強いだろうが、いやいや。うんにゃうんにゃ。読み始めると北欧の抱える問題ってのは非常に深いものなのだなあと感じる。とにかく離婚率高いわ、性に対しての寛大さには口アポーンというかなんというか、勿論事件自体もかなりエンタメ性抜群で迫力な展開が楽しめりもするけど、とりわけ社会に対しての批判が強烈に盛り込まれているので、読了後は本を読む前と違って色々な事を考えさせられる。その辺が好きなんだなきっと。北欧なんて一生行くことなんてないと思うけれど(でもなぜか「地球の歩き方」系の本2~3冊持ってるし)、気候的に私の住む場所は北欧とはレベルが違うであろうが、かなり共感する事ができたりという面でも楽しめたり。ああ、北欧ミステリが好きでたまらん。

 ちなみに今読んでいるのは同じく北欧モノなのだけど、ミステリではないな、これは。今のところ誰も死んでないし、でも非常に生きる事について考えさせられ、価値観が刺激される本。気付いたら付箋をベタベタと貼りまくって大変な事になってるよ。今日中には読み終わりたいなあ。『セバスチャン』シリーズ他の大好きな翻訳家のヘレンハルメ美穂さんの訳された『バタフライ・エフェクト』。これ読み終わったらまた見えるものが違ってくるのだろうか。

 ちなみにちなみに、好きな作家さんはアンデシュ・ルースルンド×ベリエ・ヘルストレムのコンビ。訳はヘレンハルメ美穂さん。どちらかというと『セバスチャン』シリーズはあちこちに明るい面も見えたりするけれど、こちらのエーヴェルト・グレーンス警部シリーズは本格派警察小説。明るさは無い。もー言葉に出来ないほど本当に大好きで、今まで四作品出ているけど、どれも良くて、最後まで読みながら必ず泣いてしまう。理不尽な社会に対して、彼らの切なさやどうにもならない思いに自分自身も入り込んでしまって、悔しくて悲しくて。孤独な夜の過ごし方を知っている人には是非ともオススメ。きっとエーヴェルト・グレーンス警部の夜のシーンには共感できると思う。無骨な男なのだけれど、私はこのグレーンス警部が好きでたまらない。早く次作でお会いしたい。

熟れてこそ

 なんとなんと。fc2でアマゾンの簡単リンク貼りできる機能がこの6月で終了するという。わー、せっかくこれが便利だと思ってfc2さんに戻ってきたのになあ。残念だ。今後はアソシエイトで貼るようにとの事なんだけれども、そこまでしてなあというのも実際のところある。過去、ブログ運営していた時は利用していたけれど、別にそれで儲けようとかいうつもりが全然ないので、それも申し訳ないしなあ。まあ貼らなくても動かしていく事は可能だけれども。ちょっと残念ではある。

 さて。相変わらず目薬さしながら暇見つけては本を読む生活しているのですが、音楽はここに来て突然また久しぶりにジノ・ヴァネリの波が来たようだよ。昨日見つけた、ジノ様の『Live In L.A.』の映像に夜中一人で絶叫しそうになるのを堪えた程。60歳過ぎてるのにナニあの色気!ナニあの音楽の究極のところをギューって集めたみたいな濃厚な世界は。見ながら久しぶりに鼻息が荒くなっちゃったよ。ややや、決して胸毛愛好家とかそーいうんでは全くないのだけれども、フランク・ザッパ、ジノ・ヴァネリ、そしてジョン・オーツに対してはただの「好き」という眼差しで見れず、この世で一番愛しいものやかわいいもの、尊いものを見る目となってしまう。胸毛、それは崇高(ジョーダン)。アーティストに対して恋愛感情のような気持ちになったりというのがないので、誰を見ても音楽家として素晴らしいという目で見てしまうのだけれど、この3アーティストに対しては特別にそれが強い。何しても、どう動いてどう歌ってもほんと、素晴らしい。ジノ、かわいいよ、ジノ。

 もともと最近の流行りの音楽とか興味がなく、この間の引越しで聴かなくなった邦楽CD大量処分という事をしてしまったのだけれどそれに関しては全然後悔しておらず(そのお金で本買ったりしたし)。そもそももう自分の中で受け入れるキャパを完全にオーバーしていたのはTwitterを始めた時にわかっていたので、沢山の情報が入って来たところでそれで自分がどうこうなることはなかったけど、人と楽しみを共有するのもあまり得意でないものだから自分一人で勝手に盛り上がってポソッと呟く程度が楽しく、それに反応してくれる人がいなくても、いても1人ぐらいが楽しいなと、ここ最近、感じるわけで。偏屈ともいいますが。好きなものをどう追求していくかがこれからの楽しみであります。

 昨日はジノ様に激しく熱くなっちゃったなあ。どこまであの人は声が出るんだろうねえ。素晴らしい。バックのミュージシャンの演奏が更にそれを盛り上げて、あんな夜を過ごせたら最高だろうなあ。立派な会場で最初は静かに聴いていたお客さんが歌が始まったと共に段々ステージ上の熱さに心奪われて、情熱な楽曲では我慢が出来ずに自然と立ち上がってゆくのが見えるこの映像。いい年したレディース&ジェントルメンが髪振り乱し、叫び、踊る。もー、完璧。『Live In L.A.』のDVDとCDが発売されていたのは知っていたけれど、結構高いし、円熟したジノ様はパワーダウンして、静かにジャズってたりするのかなあなんて思ってスルーしていたけれど、いやいや、どうして。むしろ若い時のよりもずっとずっと凄かったですよ。若い時の情熱に任せてステージ上を駆けまわるジノ様も当時から演奏ステージどれも良かったけれど(完璧主義なのか、演奏とか要求凄そうだよね)、今の年齢に達したジノ様だからこその人間性があらわれたような歌、そして彼の持つジノフェロモンは並々ならぬものがあって、ワテクシ、クラクラしてしまった。熟れた男性、それは美しい。

 しかし、そうかこんな素晴らしい内容だったのかと今になってから欲しくなっているが、Amazonでは取扱いがほぼ終了か。他は高いのお。ううう。

BGM:Gino Vannelli “The Best And Beyond”

2015年5月の読書メーター

 またサボってしまった。いや、サボったというか、ここ最近、特にキンドル購入以降、本読みに夢中になってしまって、とにかく時間を見つけてはキンドル開いたり、本を読んだり。ようやく、ようやく本を読む楽しみを思い出したというか。音楽を聴くのも忘れて、テレビもつけず、とにかく5月は読んで読んで読みまくって、発信することの楽しさ以上に、受け取ることの面白さに日々マイっていたというか。本を開くことが、活字を読むことが、本当に楽しい1ヶ月だった。

 相変わらず興味があるのは翻訳小説なのですが、青空文庫の戦後の日本の推理小説は、小学生の頃、初めて乱歩を手にして、毎日少しずつ読んでワクワクしていたあの感覚を思い出させてくれて、非常にそれが心地よく、今後も読み続けていきたいなあと。特に医学者でありながら作家活動もされていた小酒井不木との出会いが大きかったです。それとようやく紙本も手に取れるようになり、分厚い北欧ミステリを読む楽しみも思い出し、小説の中の陰惨な事件も刺激的ではあったけれど、行った事のない北欧の街を頭の中で駆け抜ける感覚がすごく楽しかった。6月もこの調子で沢山楽しんでいきたいなあ。時間制限があるけれど、毎日少しずつでも読むということ。
何しろ積んでる本は山ほどあるんだし。

 あ、5月はテレビで久しぶりに見た大澤誉志幸がとても嬉しく、初期3作をディープに聴きこんだ。昨年はチェックしていたのに諸々の事情で行けなかったけど、もし近くに来てくれたら、今度は是非会いにゆきたい。色々聴いてきたけれど、結局のところ、自分の中で本当に好きなもの、大切なものってのは変わらないのだね。

2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:1722ページ
ナイス数:34ナイス

愛の為めに愛の為めに
読了日:5月30日 著者:甲賀三郎
深夜は睡るに限ること深夜は睡るに限ること
読了日:5月30日 著者:坂口安吾
真珠塔の秘密真珠塔の秘密
読了日:5月30日 著者:甲賀三郎
犯罪心理捜査官セバスチャン 上 (創元推理文庫)犯罪心理捜査官セバスチャン 上 (創元推理文庫)
読了日:5月25日 著者:M・ヨート,H・ローセンフェルト
手術手術
読了日:5月23日 著者:小酒井不木
血の盃血の盃感想
今も昔も恋は楽しくもあり、しばしば恐ろしい結末をもたらすものでもあるが、これは映像として全ての情景が目に浮かぶように美しい。捨てられた女は夜を彷徨い、捨てた男は別の女と結婚式を挙げようとし、その盃に血。花嫁の晴れ着に時ならぬ描かれる紅葉。狂気は時として美しさとイコール。ショートショートでありながら最後まで楽しめた。
読了日:5月22日 著者:小酒井不木
肉腫肉腫
読了日:5月22日 著者:小酒井不木
卑怯な毒殺卑怯な毒殺
読了日:5月22日 著者:小酒井不木
狂女と犬狂女と犬
読了日:5月22日 著者:小酒井不木
藪の中藪の中
読了日:5月22日 著者:芥川竜之介
安死術安死術
読了日:5月20日 著者:小酒井不木
痴人の復讐痴人の復讐
読了日:5月20日 著者:小酒井不木
呪われの家呪われの家
読了日:5月20日 著者:小酒井不木
死体蝋燭死体蝋燭
読了日:5月19日 著者:小酒井不木
ある自殺者の手記ある自殺者の手記
読了日:5月19日 著者:小酒井不木
恋愛曲線恋愛曲線
読了日:5月18日 著者:小酒井不木
三つの眼鏡三つの眼鏡
読了日:5月18日 著者:夢野久作
冗談に殺す冗談に殺す
読了日:5月17日 著者:夢野久作
人の顔人の顔
読了日:5月17日 著者:夢野久作
猟奇歌猟奇歌
読了日:5月16日 著者:夢野久作
薔薇の女薔薇の女
読了日:5月16日 著者:渡辺温
黒い迷宮: ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実 (ハヤカワ・ノンフィクション)黒い迷宮: ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実 (ハヤカワ・ノンフィクション)感想
これは物語ではなく現実の日本社会で起こった悲劇。当時報道されていた事が全てなのではなく、この外国人の著者の目を通じ、共に深く深く事件の奥へ入り込んでゆく事によって、不思議の国・日本というものを改めて感じる事となる。ルーシーは確かに被害者だが、それ以上に被害者家族の受けた心の痛みは計り知れない。全体を通して、誰もが持つ「孤独」の空気を感じる一冊だった。
読了日:5月14日 著者:リチャードロイドパリー,RichardLloydParry
赤耀館事件の真相赤耀館事件の真相
読了日:5月5日 著者:海野十三
密林荘事件密林荘事件
読了日:5月5日 著者:海野十三
特捜部Q ―知りすぎたマルコ― ((ハヤカワ・ポケット・ミステリ))特捜部Q ―知りすぎたマルコ― ((ハヤカワ・ポケット・ミステリ))感想
特捜部Q、FILE5。今回の舞台はアフリカのカメルーン。黒い大人達と白いマルコ。追われ続けるマルコを応援しながらも、特捜部Qとのすれ違いにやきもき。個人的には前作が良過ぎたので若干物足りなさも感じたけれど、マルコの賢さと健気さに救われ、そして最後までマルコが駆け抜けた後に感じる風が心地よく、読後感も非常によかった。
読了日:5月4日 著者:ユッシ・エーズラ・オールスン

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読書メーター5月

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BGM:Donald Fagen “Kamakiriad”
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