2015年03月

モノクロの時間

 父親が私と旦那さんの写真を持ってないから欲しいと言ってきたので探した。ついでに母の部屋は極力そのままにしてあるので何か面白いものが見つかるかなあと以前から見たかったネガフィルムが入った箱を開けたら、モノクロの私の生まれてすぐの写真が出てきた。実際私の持っているアルバムに入っていない写真が何枚も出てきて何ともいえない気持ちになりながらも、現像してもらったら、やはり知らない。見たことがない。ああ、この私の見ていた写真の前にはこういう流れがあったのね、という写真の謎が紐解けたり。まだ弟も産まれておらず、始まったばかりの父と母と私の暮らしやその時代の空気がそこに写っていた。ギャンギャン泣く私をなだめるまだ20代の父と母。泣き止まない私をギュっと抱きしめていたり、必死にあやしていたり沢山のそんな姿が写っていた。そんなに必死に抱きしめるなよーと思うほど、母は私を抱っこして泣き止ませようと必死だけどその顔は幸せそうだった。モノクロだからこそ伝わるその母の温かい表情に涙腺緩みそうになりながらも、その中でとても気に入った写真があったので、それをまた昨日2L版にひきのばしてもらった。モノクロの時間の中、初子だからか戸惑いながらも笑顔の若い父と母の姿が愛おしい→この写真

 夕方父の元に私達夫婦の写真と共に、その家族写真も持っていったら喜んでいたようだった。モノクロの中に溢れる40年以上前の1つの家族の始まったばかりの時間を懐かしがり、そして楽しんでいたように見えた。少しは父親孝行が出来ただろうか。

 来週私がお寺さんに母を連れてゆく事となったので、急遽我が家に母を連れてきて、これから1週間母と一緒に過ごす。あのモノクロの時間に抱きしめてもらったように、私も、あまりにも小さくなった母をぎゅっと抱きしめた。
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春はあけぼの

 まだ風は肌寒く感じつつも、爽やかな朝の眩しさが嬉しく朝日に目を細め、日一日と春となりつつある今日この頃。しかし冬の間に氷点下とか3度以下とか当たり前のように過ごしていた寒冷地仕様のワテクシの体、一気に最高気温18℃とかなると、適応しづらいというか、ついてゆけないというか。そりゃ春は花も咲いて、若い女の子達も色とりどりのファッションに身を包み、ああ、いいなあなんて思いはするんだけれど、やっぱり肌寒い位が心地よいという体質となっているようで、どこまでこう偏屈なんだか。それでも桜前線がジワジワと上がってきているので、土手の桜の蕾がぷっくらしていると嬉しくも感じ、冬の灰色の空から夕陽も楽しめるようになって、なかなかいいなあなんて思ったり。

 それはそうと、例のケツバットガールの一件が影響しているのかいないのか、ワテクシの中学の先輩にあたる水島先生がドカベンの像を撤去すると言いなさったそうで。正確には事務所サイドの著作権云々らしく、以前から市とうまくいってなかったっぽいしね。ドカベンにはそこまで思い入れはないんだけども一応読んだし、どちらかというと、「男・岩鬼」がいなくなる事の方が寂しい。口から葉っぱ出しているあの人。像が出来たばかりの頃、当のドカベンよりも岩鬼の方が人気で、葉っぱをつけては折られ、つけては折られという事が続いた。私の通っていた中学の隣が明訓高校で、中学3年間、ドカベンと関係なしに憧れて毎日見ていたけれど、当時新潟市内の私立で1番頭がいい学校だったので授業体制がハードだったのと、まあ私の学力が足りなかった事もあって、別学校へ進んだワケだけど、明訓へ行ってれば、中学の先輩は水島先生、高校の先輩は男・岩鬼となったワケか。いずれにせよ、そうでなくとも人足が鈍ってきている古町からあれらの像がなくなるのはなんとなく寂しく感じたり。

 さて、それはそうと。昨日ツイッターのTLを眺めていたら、Emerson, Lake & Palmerの『Trilogy』2CD+DVD-A仕様のデラックス・エディションが出るとのこと。ちょっと気になってます。
TrilogyTrilogy
(1996/05/21)
Emerson Lake & Palmer

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 気にはなっているけれども、私のザッパを極力聴き倒してから死ぬのだという強い意志に変わりはないので、買うならザッパだろうなとは思うのですが。あと、吉田美奈子様のリマスターね。4月も物欲に溺れそうだなあ。ていうか、この1月の終わりから始めたブログ、全然音楽ブログなどじゃなく、物欲…煩悩に溺れる我が恥ずかしい姿を書き記しているだけに過ぎないような気も。まあいいや。そんなもんだ。

 それより。そ れ よ り も!!!
 先日書いたこの記事→(副題はペン馬鹿)で万年筆云々と書いたけれど、キタ。来ちゃいました。万年筆ブームというそこまではいってないんだけれども、ロットリングのサーフは1000円弱な値段で安いねーなんてこの間言ってたけどそんなもんじゃなく、ネットで色々勉強しているうちに見つけたのが、なんとなんと更にお安い200円!ひゃあ。万年筆で200円て、あーた!!しかも書き心地に関して、買われた方のコメントを見ると、「悪くない」「むしろ高いのが使えなくなってしまった」…とかとか。ううう。これは買ってみるしかないだろうと文房具店に浮かれて行ってみたら、ありましたのん。ウヒヒヒヒ。プラチナのpreppyなる代物。確かに見た目子供が使う感じするする…試しに書いてみる…いい!!とりあえず、お試しが0.3しかなかったのでまあ200円だし(実際には3割引で購入)、インクも好きな緑を使ってみようかなあなんて思ってここ数日使っているんだけれど、しっくりきまして。これは、もうちょっと太いのでもいいなあとか思ったりして、次に見つけたらこれの0.5を買ってみようかな。調べていくうちに空になったカートリッジにスポイトで別のメーカーのボトルインクを注入するワザなんかも発見。嗚呼、万年筆かぁ、夢が広がるなあ♡♡♡…う。これはあくまでも安いものだから買ったのであって、万年筆沼の始まりの終わり?終わりの始まり?ではないはず。きっとそうではないはず。。。フヒヒヒヒ。
preppy プレピー 万年筆 PPQ-200 #41グリーン 0.3 (細)preppy プレピー 万年筆 PPQ-200 #41グリーン 0.3 (細)
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プラチナ万年筆

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BGM:Emerson, Lake & Palmer “Trilogy”

1975

 引き続きでございます。
 昨日、3月25日、ツイッターのTLを眺めていたら、鈴木茂『BAND WAGON』発売 祝・40周年!なる文字が流れてきた。おお。発売日までチェックしているほどのディープなファンではないので、そうだ。1975年。過去のこのブログで“1975年の魔法”という記事を確かに私は書いた。今年は2015年、その魔法のかかっているアルバム達も皆40歳かー。ふっ。(←ここで自分の方が年上!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧という変な「勝った」意識が生まれるあたりがオカシイ)

 祝・『BAND WAGON』40周年!!!

バンドワゴンバンドワゴン
(2000/12/16)
鈴木茂

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 って事で、古記事は全て過去に葬ってしまったので、改めて確かに1975年は素晴らしいアルバムが沢山あった奇跡の1年であったと思い、自分の棚にあるアルバムなんかを眺めてみた。少しだけ書き出してみる。ついでに発売日なんかも(Wiki頼みなので多分これで正しいかと)

1975年
1月25日 小坂忠 『ほうろう』
3月25日 鈴木茂 『BAND WAGON』
4月25日 SUGAR BABE 『SONGS』
5月30日 大瀧詠一 『NIAGARA MOON』
6月20日 荒井由実 『COBALT HOUR』
6月25日 細野晴臣 『トロピカル・ダンディー』
10月25日 吉田美奈子 『MINAKO』
11月1日 憂歌団 『憂歌団』
11月25日 ティン・パン・アレー 『キャラメルママ』
12月20日 吉田美奈子『MINAKOⅡ』
……more

 ってまあ、ホント凄い。センチメンタル・シティ・ロマンスのファーストアルバムだって確かこの年。偏っているのでこの年に生まれた凄いアルバムを全て追ってはいないんだけど、今書いたコレ、タイトル見ただけでも2015年の今になっても愛されているアルバムばかり。これは凄い事だと思う。翌年の1976年になると、CHARがデビューして『CHAR』を発表したり、吉田美奈子嬢は『FLAPPER』を発売、大貫妙子嬢も『Grey Skies』を。あの高中正義も『SEYCHELLES』を発表。うわおうわお、GSでフォークな日本から何かがムクムクとまさに動き出しているのが、アルバムのタイトルを見ているだけでもわかる。ザ・スクエアやカシオペアも動き出したのは確か1976年以降だった気がする。凄い時代だ。この40歳を迎えるアルバム達を愛しく思いながら、またこれからも大切に聴き続けていきたいと改めて思った。昨日は勿論、茂様の『BAND WAGON』を聴きましたよ。ヘッドフォンつけてストラト堪能。

 余談。角松敏生の1986年のアルバムの中に入っている「1975」という曲が私は好きだ。無論、氏の事だ。この時代と愛すべき音楽について歌っているその歌詞、曲の温かみがいかに自分にとってこの時代の音に影響されて自分があるという事を表している。ナインティーンセブリファーイ♪ 

Touch And GoTouch And Go
(1994/12/16)
角松敏生

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 更に余談ではあるけれど、Wiki調べついでにこの時代のザッパの記録も見てみた。
1974年
9月10日 『Roxy & Elsewhere』

1975年
6月25日 『One Size Fits All』
10月2日 『Bongo Fury』

Roxy & ElsewhereRoxy & Elsewhere
(1995/05/02)
Frank Zappa

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One Size Fits AllOne Size Fits All
(1995/05/02)
Frank Zappa

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Bongo FuryBongo Fury
(2012/08/28)
Frank Zappa

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 凄いね。

 遠い昔。私が幼稚園だった頃の話だ。

BGM:Frank Zappa “Strictly Commercial”

ヨクボー渦巻き人生

 …はっ、そうだ!ブロガーに戻ったんだった!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

 いや、忘れていたワケではなく、引越しが終わったとはいえ、遺された沢山の荷物の整理が多過ぎて、何から手をつけてよいのやら。昨日は母の写真を入れようと先日買ったロケットペンダントの中に入れる写真を決めようと、自分の歴史を開いて懐かしがったり、気付いたら夜中だったり。まー、完全に落ち着くまで、まだまだ時間がかかりそう。とても落ち着いて本など読めやしない。それでも1日置きに旦那さんが帰ってくるので、弁当作ったり、ご飯作ったりしなきゃダメな中、前から欲しかった本を買った。

好評の「忙しい人のための作り置き」レシピを集めました。 (オレンジページブックス)好評の「忙しい人のための作り置き」レシピを集めました。 (オレンジページブックス)
(2010/09/02)
不明

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 もっと色々な作り置きおかずの本がある中、これは通ってる美容院に置いてあって、見ていて食べたいものが幾つかあったので買ったけど、これはいい。ちょっとでも時間の隙間を見つけてはクッキンするようになり、少し休める時間が出来たかも。四捨五入したら笑ってはいられない年齢になったので、今までのように寝なくても平気なんて言ってられず、さすがに自分の体と頭を休める時間が必要だ。その為に手を抜くのではなく、時間をうまく使う。その上、美味しいものが多い。こりゃあいい。クッキン!クッキン!

 …ここまでは表向きの理由。ここからは裏の理由。

 先週アップして以来、更新が滞っていたのは、ブロガーに戻ったことを決して忘れていたのではなく、物欲に溺れて色々と勉強していたと。私がブログでもツイッターでも静かになった時は、ああ、また何かに夢中になってるのねと思われても構いません。実際、そうなのだから。しかしネット時代になると便利なもので、ポチっとしただけで色々先輩達の経験話が出てくる。勉強に終わりがありませぬね。ぷ。

 何を思ったのか、ワテクシ本来ネクラなものですから、人と会話したり騒いだりというより、電話帳を最初から眺めてみたり(これはティーンエイジャーの頃に)、部屋の片隅で好きなCDのジャケを並べてはそれを眺めて満足したり(これは20代30代の頃に)、そして最近は小学生の頃から買い集めていた大量の筆記具から今一番自分にマストなペンを時間かけてセレクトして、それを「究極」に辿り着いたお気に入りのペンケースに入れて満足したりするのが好きでして。今回はこんな感じで→ 最新版・オレのペンケース♡

 なな、なのにだ。購入してから五年、あまり書き味が好きじゃないなあといって使わないでいた万年筆(お手頃なモノ)に何を思ったかインクをセットしてしまった。…もしかしてもしかしそうな悪い予感。普段はお色モノは四色多機能ペン以外使わないでいたのに、uni-ball Signoの0.38のブラウンブラック、ボルドーブラック、ブルーブラックに惹かれて、墓参りの帰りに立ち寄った文房具店で思わず購入。で、確かウチに万年筆でブルーブラックで二種類のインクがあったよなあ、なんてコトを思い出して試したく、眠らせていた万年筆にいれたはいいが、意外にしっくりきて。パイロットのプレラ、いいなあ(←今ここ)

 いや、プレラどころではない。高い万年筆は持っていないので、それに当時手を慣れさせるために買った初心者用のものなので、LAMYのサファリとか、rotringのサーフとかのお手軽なものばかり。そんな中、rotringのサーフが非常にしっくりきたので、安いし、もう一本買っちゃおうかなーなんて思ったのが失敗だった。なんと、サーフ、廃盤!( ;∀;) ノー!オレのハートに火がついてしまった。お手軽価格の万年筆を手に入れたい病を発症して、ここ数日、ブログも書かず、ツイッターでもあまり呟かず、旦那さんが仕事に出かけて帰ってくるまで、買い物と家事をとっとと済ませて、時間を無理矢理作り、お安くてイイ!といわれる万年筆の情報収集に燃えていました。そりゃイイものが沢山あるのは承知しているが、安いにこだわるのは、今後ザッパCDとか買うのに支障が出てしまうからなのねん。5桁のなんて買ってハマったら最後だろ。…私が静かにしている時なんて、そんなもんです。

 しかし、ペンに関しては、7歳で出会ったシャープペンシルの魅力に30年程取りつかれていたけれど、40超えてからようやくボールペンの良さ、そして多機能ペンの良さに気付いたと思ったら、あーあ、今度は万年筆かよ。どーすんの、アタシ!ちなみにペンケースは昨年「究極」に辿り着きました。ウヒヒヒヒ→ コレ
 その後、3本入れが2種類増え(1種は旦那さんから貰った時計入れ)、このタイプ4種からその時々使うものを持ち歩きといった感じで。なんかもーワケわからないでしょ、スミマセンスミマセン。小さい頃から変わらぬネクラな趣味…自分の歴史なんて、そんなもんだ。自伝書いて自画自賛のハッピーでラッキーな人生なんて一握りさ。大抵の人は人には言えぬ暗黒なものが渦巻いたりしているはずだ(と自己暗示)。きっとワガハイ、またしばらくすると、万年筆用のペンケースを作るために、近所の人が寝静まった夜中にヒヒヒヒ言いながら、ペンケースの入れ替え作業するんでしょうな。フヒヒヒヒ。

BGM:Carnation “505~Five Oh! Five~”

【追記】
先週のMy Top 3 #lastfm Artists: 吉田美奈子 (120), Carnation (115) & Curtis Mayfield (28)

内藤倶楽部で男も濡れてラジカセネタに女も興奮

 いつまで経っても新しいものに慣れず、つい過去の良きものに目を細めてしまう自分、この雑誌で興味ある記事なんかあったりすると、つい購入して、ああ、やっぱりいいよなあ昭和…なんて思う。今回もそう。

昭和40年男 2015年 04 月号 [雑誌]昭和40年男 2015年 04 月号 [雑誌]
(2015/03/11)
不明

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 このブログのセカンドシーズンだったかで、カセットテープに興奮して、勢いにまかせて自分の持っているカセットテープを撮影しまくりそれをアップするという、今となってはなんという馬鹿げたことをしてしまったのだろうと思いつつ、あの記事の反響の多さに驚いたものだったが、今回のこの雑誌の特集はラジカセ!それもバカみたいに重いあの時代のまばゆいルックスの彼らがこれみよがしにクネクネとポーズ決めて写っていらっしゃる(涙)。

 うちの旦那さん、多趣味というか、突然訪れるブームがあり、スイッチが入ると、そのブームが去るまでそれの収集に燃えるのですが(嫁も嫁ならどっちもどっち)、実際数年前にラジカセブームというものが来た。その当時、毎週休みの日になると新潟市から遙か遠く離れたシャッターストリートと化した商店街の一角にある古い電気屋さんに足を運んでは、ビンテージラジカセを購入…しかもデッドストックで稼働品。店主が首をウンとしてくれなければ「来週も来ますから」「お願いです、売ってくださいぃいいいー」、しまいに私までお願いする始末(オカシイ)。デカイ重いどーすんだこんなの…と思いながらも自分も好きな世界であるから、手に入れたカッコいいルックスのラジカセをニマニマしながら茶の間にデーンと置いては眺めていた。一番のお気に入りはパディスコ。美しい。稼働品でなくとも、ハードオフなんか行くと、カッコいいビンテージラジカセが並んでらっしゃる。それを見るのも好きなので今回のこの『昭和40年男』の特集は嬉しいものでした。

 カセットテープの頁もあり、そこにTEACなんかもチラっと写っていたり…(泣)。

 SHARPのメロディーサーチャーMR-990ってラジカセが出ていて、ラジカセの中にキーボードが入ってて、それで自動演奏とか意味わかんないんだけど、いやいや、もう何やっても驚かないし、どんなに重くても構わない。世間様が林檎マンセーならオレはビンテージラジカセだ。ダブルラジカセだ。もう何やっても許す。カッコイイ。愛してる。

 残念だったのは、10頁の写真で、砂浜!ラジカセ!グラサン!そしてシーブリーズの瓶!イッツアソニー!…ただ残念なのはシーブリーズのボトルが当時のものより新しいものだということ。明らかにこれ最新版のモデルだよね(ラジカセでなく、シーブリーズのボトルの話w)。80年代に出会って以来、愛用し、モデルが変わる度に1本ずつ集め続けていたのだけれど、私の資料と比べると明らかに違う。(以下番号ポチるとリンク先に飛べ枡)



 ド変態なのは重々承知だが、③なんだよ、③。個人的にはあのラジカセの脇に並んでポーズ決めてるボトルは①であって欲しかった!そうであってもらわねばならぬ!そーだそーだ。そうであるべき!(変態)

 …いや、だからどーってんでないけれども、今回の『昭和40年男』は面白いであります。
BGM:角松敏生“SEA BREEZE”

VOICE IN THE WIND

 ここ数日の暖かさで一気に母の庭に新しい命が顔を出し始めた。凄い勢い。病と病の薬で自分の体がいうことをきかなくなってから、まだ少し体力が残っているうちに庭の後始末と整理をしていたので、数的にはピークの半分ほどの数だけど、それを果たして私が絶やさずにキープできるか全く自信がない。困っている。なのでここ数日はネットで植物の勉強と、100円ショップで買った多肉植物と観葉植物の植え替えなどをして、自分の足らない頭の中に「植物」というスペースを作る作業をしていた。自分はこの庭の「庭番」になったのだという意識を植え付けた。派手な花などなく、歳をとるにつれ自然の美しさを愛した母は、山野草というものに辿り着いたので、それなら、と私も一緒にモノと名前だけは覚えたりしたけれど、どうかなあ。出来るのかなあ。とりあえず芽が出てくれない限りはそこから何が出てくるかわからない。ここ数日で更にニョキニョキしてきて、不安はあるが、少し嬉しかったりする。どの場所に母が何を植えたかわからないって、まるで宝探し。一緒に遊んでいるような気がしてなんだか嬉しい。

 今年に入って、2012年のフランク・ザッパリマスターの時並みの勢いでザッパのアルバムを購入していたのだけれど、実は今月になって細々と吉田美奈子様の持ってないアルバムを買ったりしていた。本当はお兄様のリマスタリングのものも狙っているが、とりあえずまだ在庫はありそうだし(かといってウカウカしてはいられない)、最近買ったザッパCDがどちらかというと自分でも頑張った金額だったのでリマスタは先延ばしって事で。美奈子様は大抵のものは持っているが、初期の数枚と彼女はやたらベスト盤があるので、いくら好きといえどもコンプリしているわけではない。まあ永遠に買えないであろう超高額な『吉田箱』ってものがあるから、美奈子さんのコンプリは絶対にあり得ないワケ。で、これも一応ベスト盤なのかな。買ってよかったなあ。

VOICE IN THE WIND (SACDハイブリッド盤)VOICE IN THE WIND (SACDハイブリッド盤)
(2004/11/03)
吉田美奈子

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 初めて買った美奈子様は『扉の冬』。10代後半に。なんという歌の上手い人なんだろうと思って、若いのに地に足のついたしっかりした歌声の彼女に夢中になった。まだ初々しいと感じる中に揺らぎのないものがあると感じ、それは今も全く変わらず続いていて私を魅了する。バックはキャラメル・ママ。ファーストにしてなんという豪華な。そして『FLAPPER』に『愛は思うまま』それからそれから…とズブズブはまった。20年以上、彼女の虜。他の女性アーティストはほとんど聴かないのでわからないけれど、彼女は特別だ。愛していると言っていい。

 彼女の歌う女性の姿は強くもあり弱くもある。その姿を私は美奈子さんそのものとして重ねて見ている。夏が過ぎ、秋が過ぎ、そして寒く厳しい冬になると、ああ、美奈子さんが聴きたいなあ、美奈子さんの季節になったなあと思うのだが、昨年は特別だった。母親の入院している病院に毎日何往復したか。ずっと一緒にいてあげられれば最高だったけれど、旦那さんの弁当に家事に、そして何よりも留守にしている母の庭の水やり係!冗談で「枯らさないでね」なんて言われたので毎日走り回った。夏は酷い暑さだったものだから病院から帰ると土がカピカピになって慌てて水をやってまた病院へ行くといった毎日で。そんな中、自分の居場所がわからなくなり、唯一の心の支えが美奈子さんの歌だった。いつまで続くかわからない心配と不安と疲労の毎日で唯一心の休まる場所が美奈子さんの歌だった。特に晩夏から秋にかけて毎日聴いていた『TWILIGHT ZONE』は私にとって特別のアルバムで、色々な思いが詰まっていて、まだあのアルバムについてどう好きなのかとか、どういった気持ちで聴いていたかは書くことができないけれど、1曲目のイントロ聴いただけで涙がこぼれてくる。あれは魂のアルバム。私が死んだらあのアルバムを聴いてくれ。なんつって。

 母が亡くなり、しばらく美奈子さんの音楽を聴けなくなった。しなければいけない事が山積みで、そこで立ち止まるわけにはいかなかったから。ある程度落ち着き、12月、まさに本格的な冬になって、美奈子さんを聴けるようになった。数ヶ月不在だった私の耳に美奈子さんが戻ってきた。温かい声だった。大きな声だった。やはり愛していると言っていい。確信した。

 そして先週買ったこのアルバムの魅力に参っている。『VOICE IN THE WIND』。凄い。1フレーズ目から鳥肌。村田陽一さんのアレンジ、そして美奈子さん+BRASS ART ENSEMBLE!そう、これはバンドサウンドでなく、バックがブラス。ブラスvs声とはどんなものかと思って今まで手が出なかったアルバムなんだけど、美奈子さんの世界がより深く尊いものと感じることが出来る。純粋に声の美しさを堪能できるというか、ここに描かれている世界が完璧過ぎてクラクラする。ザッパでもあるでしょ、ブラスセクションを加えたアンサンブルのアルバム。ああいった位置と考えてよいものかなと思うけれど、いやあ、参るなあ。リズムのノリとか、グルーヴとかお洒落な聴き方ではない。そういったもので誤魔化せる世界でなく、美奈子さんの声がひとつの楽器となって、ごくごく自然に入ってくる。これぞ音楽といわんばかりの緊張した世界。美奈子さんの声の迫力と美しさに圧倒される。選曲が普通のベスト盤で選ばれる「いかにも」なものなどなく、特別な気持ちでセレクトされたものばかりなのか、それがまた非常に愛しく、素晴らしいアレンジとなっている。私の大好きな「Temptation」「雲の魚」が入ってるのが嬉しい。ザッパ先生で鍛えられた耳がここで活きているんだと思うが、こういった音楽も普通に受け入れられるようになった。もう少し若くて、ザッパの音楽を聴いてこなかったら、このアルバムの良さに気付けなかったかもしれない。

 やはり、愛している。

●先週のMy Top 3 #lastfm Artists: 吉田美奈子 (112), Frank Zappa (105) & Leroy Hutson (7)

BGM:吉田美奈子“VOICE IN THE WIND”

3月8日

 すっかり忘れてた。ザッパの日だといつも言っていたのに3月8日は日曜だったから。。無念。

 そのうえ、サボリ癖がついているので、間あけて書くと、つい長くなる。クドイ。。反省。

 しばらくブログから離れていたので、やり方忘れて、今まで何度か試したけれど、ようやくさっきの記事で初アマゾン画像貼り付けに成功。これさえできれば!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

 今日はこれからザッパの日に聴けなかった分も聴き倒します。

BGM:Frank Zappa “Zappa In New York”

Don't think.FEEL!

 どうも自分最近記憶が曖昧というか、都合のいい事や興味のある事はしっかり覚えているけど、あまり自分に不都合な事とかどうでもいい事は次から次へと流れてゆく。老化か。やはりどう考えても物を忘れることが増えてきてる気がするよ。昨日偶然ついていた番組から物忘れには青魚とか言ってたけど、自分そこまで青魚が好きじゃないものだから困った。そうでなくとも家族がもう一人いるけれど、ほとんど一人でご飯を食べているので、割と適当だったりする。しかも友達とも縁はなく、普段人と会話なんてしない。近くに住む叔母さんぐらいだ。困った。このままではきっと話すのが苦手になって、言葉なんて忘れて、眼鏡かけながら必死に探し続ける眼鏡どこだっけ症候群のうちの一人となってしまう。困った。とりあえず、“DHA”と“カルシウム・マグネシウム”を購入。

 1月末から始めたこのブログは言葉を忘れないようにするためのリハビリなのか。それでも昔は毎日2記事、3記事と更新する事が楽しくて仕方がなかったけれど、最近は以前ほど音楽を聴く時間を作れなくなったり、まあ今はTwitterしながら(そっちでも特別呟く事がないと思ったりしてるんだけど)、老化が始まったおばちゃんのリハビリの一環としてボチボチと。
 思えば、2004年の8月1日にブログ始めて、途中中抜けして、そして今、2015年の3月。今月はきっと、先月よりも更新できるんじゃないかな。少しだけ、落ち着いてきた。そういいつつ、ブログの書き方、すっかり忘れてるけど、こんなだったっけ。まーいいや。今回は動画貼って誤魔化すというワザは極力抜きにして初心に帰るつもりで。

 それはそうと、過去ブログ消しちゃったから記憶がうっすらなんだけど、多分2004年のこのブログの1st Seasonの9月から買い始めたFrank Zappa御大のCDもいつの間にか、凄い事になっちゃって、ザッパコーナー作れちゃうぐらいにまでなってしまった。それでもまだ終わらない。コンプリートなんて絶対無理。でも御大の音楽は楽しいのでやめられない。聴いても聴いても聴き尽くす事なんてないし(そもそも量が凄いからヒットチャートなんて聴いてる暇ない)、御大のアタマの中の世界を理解しようなんて、何万年はえーんだよ、の世界なんだから、腕組んで頭で考えて理解しようと思って聴いちゃ駄目で、最初に出会ってときめいた時のような気持ちで、毎回ワクワクしながら聴いている。毎回プレイボタンを押したその瞬間から訪れる至福の時はたまらないもの。

 今朝がた、吉田美奈子様の持ってないCD(実はこの方も未コンプリ)をポチったついでに(リマスターはまだ1枚も手にいれてない)、御大のCDで持ってないのがマーケットプレイスにて手頃なプライスであったので、2ザッパ(相変わらず単位)便乗。ようやく『Orchestral Favorites』、そして『ミステリー・ディスク』を。さて、17日に発売のアレはどうしよう。まだ予約ポチしてない。勿論また買えなくなると悪いから買うと思うのですが。しかし『Lather』も牛ジャケ持ってるくせにパイ投げジャケも欲しいなあとか『Wazoo』は出た時から欲しい欲しいと何度もカートに入れたり出したりの繰り返しで未だに買ってないし、欲望は果てしないよう。

 しかし、あれだけ初期の頃、このザッパが好きで、あのザッパは苦手だ、とかの壁が自分の中であったのに、初めて聴いてからは26年、本気で集め始めてからは11年になろうとしているけれど、今となっては、その自分の中の壁がなくなっているのが面白いなあと思う。80年代の楽しいザッパも今も相変わらず大好きだけれど、歌なしのインストものも大好きだし、今年はクラシック現代音楽な方向もどんどん聴いていきたいし、どの角度から聴いても楽しく、どの位置から割って聴いても楽しい。聴けば聴くほどその思いが強くなる、その楽しみ方の原点はやはり、“RDNZL”という偉大な曲のお陰だと思っている。全ての楽しみがここに詰まっている気がしてならない。1曲の間でこれだけ楽しめちゃうってそうないなと、初めてこの曲を聴いた時からその思いは変わらなくて。

 曲を理解しようなんて思わない。
 考えるな、感じるんだ。(李 小龍)

LatherLather
(1996/09/24)
Frank Zappa

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BGM:Frank Zappa “Lather”

デニマー

 オレ、デニマー。割烹着から普段着からなにげにデニム系多し。
 また週末一人でぷら~っと“しまむら”に行ったら、いいカンジのデニムに似合うくすんだ色のブルー×ブラックなシャツがあったのでついつい買ってしまった。いいんだよ。オバサンなんだから。ブランドとか昔から全く拘りないし、似合って安けりゃ最高。しかし、もう学生じゃないんだからってわかっているんだけれども、どうもこのデニム系なものが好きというのがやめられず。少し大きめのワンピースをぶかぶかで着るのが最近好きなのだが。幾つまでデニマーでいられることやら。増殖するデニムシャーツ。365日色気なし。

 引っ越したのはいいけど、旦那さんの古着やら靴やら加齢の匂いと私の酸っぱい匂い(オイ!)でなんとなく母が保っていたいい香りが変わってきたんじゃないかって事で、置き型の芳香剤でも買おうとドラッグストアへ行ったはいいが、香りのお試しが置いてないので困った。困ったけど強烈なのは嫌だなーって事でハズレは恐らくないであろう“炭”系のものと、恐る恐る消臭力 大人リフレッシュ心はじける爽快感レモンバーベナってのを買ってみた。そしたらこのレモンバーベナっていいね。コレはいいです。気に入った。クセになりそう。爽やかでありつつ、私の酸っぱい匂いも全て10代のフレッシュでみずみずしく若々しい香りに変えてくれそう(んなわきゃない)。もう1部屋用に買っておこうかな。

 おっと。ここ最近ついサボリ気味で、lastfmのマイトップ3(毎週月曜更新)を書くのを忘れてしまった。twitter画面が流されないうちにコピペ。最近呟くことが減ったけれど、言葉が流れてゆくのって早いからね。

 ●先々週のMy Top 3 #lastfm : Frank Zappa (209), Carnation (27) & The Mothers of Invention (1)
 
 ●先週のMy Top 3 #lastfm : Frank Zappa (185), Marcos Valle (18) & Soft Machine (14)

BGM:吉田美奈子 “FLAPPER”

ニョキニョキしてきた

 完全に住まいを移動して1週間。ようやく色々な物の整理が落ち着き、なんとなく住みやすくなってきた。

 母親が亡くなった事で実家に住む事になったのはいいけれど、問題は物の多さで、母もなかなか物を捨てる事の出来ない人だったので必要以上に色々な物が遺っているところに、旦那さんの古着屋2軒ぐらいは開けるであろう量の服、靴、バッグ、時計、おもちゃ(おもちゃ!!)他多趣味で溢れかえる現状。先日は夜中に帰ってきて、夜中の3時に部屋でちっちゃいラジコンで遊んでいる姿を見た。…(´Д`) 酷いとは思っていたけれど、私の想像を遙かに超え、この引越しの間、何度絶句したであろー。まあ、この人はこういう男だ。所さんの家のような空間になってゆく部屋を見て、何も言わない事にした。この“Niigata Base”は意外とワクワクする。ただし、これ以上あまり物を増やさないでもらいたいとは思うけれど。いくら私が自分の聴かなくなり今後も恐らく聴く事がないであろうCDや読まないであろう本など大量(←ここも既に問題)の物を処分したところでこの家の中の物の重量はほとんど変わらずなので、いずれ物で家が沈んでいくんじゃないかという恐怖がある。あの“Niigata Base”の中に詰まった物の処分を考えたら、私が先に逝くのがいいなと密かに決意したり。

 母の服は以前も書いたように役所の便利なシステムを利用させてもらい、捨てるのではなく再利用してくださいとしたのはいいが、もう1つの問題は母の家の分+ウチで使っていた分、つまり全てにおいて2倍。調理道具なんて大変な事になってる…。今まで住んでいた借家の台所が非常に狭かったのであまり増やせないでいた私は非常に嬉しいけど。しかし今日は食器棚に入らない程となっている、母が捨てられないで大量にとっておいたコップを処分させてもらった。こればかりは在庫過多で何処もひきとってくれないので仕方なし。私の記憶にある小学校時代に使ったコップや気に入っていた物の幾つかはどうしても手放したくなく、最低限のそれと共に今後も過ごしていく事にした。それでもかなりの量のコップを先程ゴミステーションに出してきた。全部は取ってはおけない。それでも必要最低限のものにまとめていく作業は楽しく、本当に必要なもの、好きなものに囲まれる生活、母の匂いの残ったこの家の居心地の良さ。心地良い。

 2月の終わりから庭の木の芽や植物が成長し始めた姿が見えてきて、ああ、春が来たんだなあと感じていたが、それもこの1週間でスピードアップ。病院に通いながら水やりを欠かさなかったけれど、それでも手入れなどしてる時間の余裕が全くなかったので、もしかして今年の春に何も咲かないかも…という不安で、それでは母が寂しがるだろうからと、雪が降る前に私も小学生の園芸部以来の園芸をしてみた。黄色いチューリップの球根を植えてみたそれがニョキニョキと土から顔を出し始めたよ。真冬の寒さで死の庭化していたのに、お母さん、また新しい命が顔を出し始めたよ。たかがチューリップであるけれど嬉しい。30ウン年ぶりの園芸で自信がなかったのでこれは本当に嬉しい。母親が大好きだったこの庭、毎日眺めて毎日いじって、植物の生命を見ながら何を学んで何を考えていたか。母が大好きだった植物も少しずつ動きを見せ始めたし、私の黄色いチューリップも動き始めた。園芸に関して、超ド素人の私なのでプロの域の母の世話していたものを絶やす事があるかもしれないけれど、庭番となったので、ちょっとしたプレッシャーと共に私も植物の生命を見ながら何を学ぶのか。楽しみだ。

 蜂と蛾と蝶々だけは苦手だけどね。

BGM:Frank Zappa “Road Tapes, Venue #1”