#READING

薔薇は気高く美しい

 なんとなんと。30ウン年ぶりのベルばらブーム到来!



 Bオフで文庫版のベルばら一巻を見つけて、ウハーーー♡となり、即購入。で、一巻読み終えたら面白い!面白い!もう頭の中に薔薇が咲きまくって残り四冊をネットで購入。10代でこんなオトナな内容理解出来ないわな。当時はマリーアントワネットの華麗なる生活やギロチンのシーンがすごく印象的で、今になって読み返して当時難し過ぎてスルーした場面やそれぞれの人の感情が痛いほど胸に突き刺さり、ドロドロした大人の内情もふまえつつそれはそれは面白くてやめられなくて、最後は泣きながら全部読み終えた。オスカルとアンドレの最期は号泣。
そして今、オスカルロス状態。ああ、オスカル様…(〃ω〃)フゥー♡

 で、オスカル様が実在しなかったのは知っているけれど、もっと深くフランス革命を掘り下げたくなって、マリーアントワネット関連の本を読み始めたり、ルイ・シャルル(ルイ十七世)のその後なんかも知りたくて、今更フランス革命ブームが来ている。世界史だとほんの数ページだったもんね。

 …と、日曜にまたBオフに行ったら、同じく池田理代子センセーの『オルフェウスの窓』(全九巻)の八巻まで見つけて、しかもオール108円で!!こりゃ買っときますわな!というわけで残り一冊でコンプリ。こちらは友人から借りて読んだ記憶があるけど、内容をすっかり忘れているので楽しみ…だけど今はまだフランス革命ブームなので読むのはいつになるのやら。


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本読んで外国旅行

 相変わらず音楽への興味が以前より薄れ、ラジオから流れるアーティストもタイトルも知らない音楽を聴くので十分満足している日々。そもそも某中古CD屋で本当は古い洋楽を希望したのに叶わず邦楽担当をした時、既にそこで売れている邦楽をほとんど聴いていなかったので(イバることじゃないが)世間と自分とのズレを痛いほど感じたけれど、Twitterでもここ最近そうだななんて思ったりしている。あれだけ長い間、ブログ熱いっすね、なんて言われていたのに今では、特に母が倒れてから急激にクールダウンしてしまったようで、あの抑えきれなかった熱さが何処に行ったのか自分でも探しているのだけれど、それが何処に行ったのかが見当たらずに困っている。
 
 まあ正直なところ全然困っているわけではないが、これを「老い」ととればいいのか、単に興味あるものが薄れたのか、既に十分満たされたのでこれ以上焦って欲することもないと悟ったのか。それでも自分の中の大切なものは既に自分の中でわかっているし、ココロの中に閉まって口ずさんだり聴いたりして楽しんでいるので、そうなると決して興味が薄れたわけじゃなく、今更敢えてそれをどうしようって事もなく、静かに楽しんで静かに味わっていこうという段階になったのかもしれないなあ。とにかくうるさいのが嫌で、ワーワー騒がしい人が苦手で、無理して必死に人と話題を共有しようとしている人のツイートなんか見ていると疲れちゃって、おいおい落ち着けよ、とものすごく冷ややかに眺めている自分がそこにいて。やはり既に一歩おばあちゃんの世界に足を突っ込んでしまったような気がしてならない。相変わらず音楽は好きなんだけど自分なりの楽しみ方で。

 で、興味は何処へ行ったかというと、とにかく本。活字を読むことが楽しくて仕方がない。独身の時と違って好きな時に好きなだけ読める状況ではなくなってしまったので、チビチビではあるけれど楽しい。ブログを始める以前は年間100冊とか読んでいたので、今年の秘かな目標としては、年間100冊に手が届くところまでいきたいということ。自分でも乱視が進んでいるのを自覚しているし、記憶もなんか自信がないというか、物忘れが以前よりも強くなっているのを感じているわけです。おい、なんだこの物悲しい記事は。上でも書いたけど、とにかく自分自身が既に人生半ばを過ぎたんだなあという事を身体でリアルに感じるようになって、とりあえず健康も大事だけど頭はヤバイでしょ、ということで「本読もう、本!」と思い始めたのが数年前。読書メーターで自分の読んだ本を記録していくのも楽しくなってきたけれど、何よりも本を読む事でその中の人の人生を覗かせてもらって、それに対して感じるという行為がジワジワして好きなんだなあ。映像で見るよりも文字を読んで頭の中でそれを描くのがどうやら好きみたい。なんといってもチビチビ読むパターンのワテクシとしては、前回どこまで読んだか、どんな内容の続きをこれから読むのか、誰が出てきてそれはどういう人かを覚えていることが重要で、舌かみそうな名前の国の人の小説を読むのが面白くてたまらない。行った事もない国、今後も行けるはずはないであろう国の事を知る事ができるし、小説を通して外国旅行をするのが楽しい。

 えーと、総合的に改めて書いた文章を読み返すと、ワテクシはもう老いてしまった、って事か。毎日、我が家のワンワンを見ていると、子はいないが失われつつある母性が疼くよ。母性っていうか、おばーちゃんのような気持ちでカワイイ孫を見ている感じ。目に入れても痛くないな。おばーちゃんのような気持ち?なんだそれ!…とはいえ、もう2週間と少しするとまた1つ老いるわけで。老いは悲しいことではなく、むしろ静かに自分や物事に向き合うことができるようになって楽しいものだよなと思っている。もっと色んな事を知りたいし、もっと色んな事が出来るようになりたい。見たい知りたい聞きたい。カモン、プラス1歳。…ととりとめもなくなってきたのでこの辺でおひらきとします。『ミレニアム4(下)』の続き読みます。残り100頁。

北欧ミステリが続く。

 おっと。また更新忘れてた…ってんじゃなく、今月に入ってからいよいよ読書が止まらない状態となってしまい、暇さえあれば読むことをしていまして言葉を出すより入れることの面白さにドップリとハマっている状態。『ミレニアム』を読んで以来、北欧のミステリが好きなのですが、先月末から読んでいたのもそれ。

 M・ヨート,H・ローセンフェルト という2人の著者による『犯罪心理捜査官セバスチャン』の上下巻とそのシリーズ第二弾の『模倣犯』の上下巻。4冊トータルで1574頁、バッチリ楽しんだ。北欧ミステリは海外の小説とはいうけれど、非常に読みやすく(確かに名前は非常に複雑で覚えづらいが)事件も並大抵のレベルの陰惨さでなく結構読みながら頭の中でそれを思い描くとドキドキものだ。夜一人で読むには相当どぎつい場面もあったり。が、北欧ならではの美しい風景や真冬の厳しさ(それがまた美しい)と共に物語に出てくる人達がすごく丁寧に描かれていて、それもまた魅力であったり。 

 ただ単に事件が起きました→はっ、そりゃ大変だ!→探すぜ!→はい、見つかりました→ひかえおろー!→一件落着。カカカカカ!という勧善懲悪ワンパターンでなく、出てくる人物が深く描かれている事によって、その人物の感情が自分の中に入りやすくとてもヒトゴトというようには見えず、そのうえ社会的な批判が盛り込まれているのもいい。移民問題に始まりDV、児童虐待、薬物、性犯罪等々ネタに尽きる事がない。酷い。だけど読みながら何が善で何が悪か、ワケわからなくなってくることもある。本当にそれで正しいの?と。国家の問題にまで踏み込んだりすれば裏の取引まで出てきて、読めば読むほど色々な今まで知らなかった問題に興味が出てくる。北欧といえばカジヒデキか原田知世にグッドデザインの雑貨や社会福祉オッケー、そして清潔さ、カワイイという印象も強いだろうが、いやいや。うんにゃうんにゃ。読み始めると北欧の抱える問題ってのは非常に深いものなのだなあと感じる。とにかく離婚率高いわ、性に対しての寛大さには口アポーンというかなんというか、勿論事件自体もかなりエンタメ性抜群で迫力な展開が楽しめりもするけど、とりわけ社会に対しての批判が強烈に盛り込まれているので、読了後は本を読む前と違って色々な事を考えさせられる。その辺が好きなんだなきっと。北欧なんて一生行くことなんてないと思うけれど(でもなぜか「地球の歩き方」系の本2~3冊持ってるし)、気候的に私の住む場所は北欧とはレベルが違うであろうが、かなり共感する事ができたりという面でも楽しめたり。ああ、北欧ミステリが好きでたまらん。

 ちなみに今読んでいるのは同じく北欧モノなのだけど、ミステリではないな、これは。今のところ誰も死んでないし、でも非常に生きる事について考えさせられ、価値観が刺激される本。気付いたら付箋をベタベタと貼りまくって大変な事になってるよ。今日中には読み終わりたいなあ。『セバスチャン』シリーズ他の大好きな翻訳家のヘレンハルメ美穂さんの訳された『バタフライ・エフェクト』。これ読み終わったらまた見えるものが違ってくるのだろうか。

 ちなみにちなみに、好きな作家さんはアンデシュ・ルースルンド×ベリエ・ヘルストレムのコンビ。訳はヘレンハルメ美穂さん。どちらかというと『セバスチャン』シリーズはあちこちに明るい面も見えたりするけれど、こちらのエーヴェルト・グレーンス警部シリーズは本格派警察小説。明るさは無い。もー言葉に出来ないほど本当に大好きで、今まで四作品出ているけど、どれも良くて、最後まで読みながら必ず泣いてしまう。理不尽な社会に対して、彼らの切なさやどうにもならない思いに自分自身も入り込んでしまって、悔しくて悲しくて。孤独な夜の過ごし方を知っている人には是非ともオススメ。きっとエーヴェルト・グレーンス警部の夜のシーンには共感できると思う。無骨な男なのだけれど、私はこのグレーンス警部が好きでたまらない。早く次作でお会いしたい。

英国から。

 少し時間がかかったけど、英国からやっとキンドルのカバーが届いた。
 コレ。茶色希望だったけどキンドルサイズのものが売り切れだったので、ライトついても同じ値段だったので、必要なさそうと思いつつもセットものを注文した。うーん、やっぱりライトは使わないかな。安定性が無い。

 茶色がないなら無難に赤か黒か?と思ったが、なんかフツー過ぎて面白くないし、せっかく英国に注文ならそれっぽいモノが楽しいじゃない?と思って。もっと薄いピンクみたいな紫なのかなーという期待を裏切って、まあまあいいお色。値段からして商品そのものもそこまで期待していなかったけれども、意外や意外でしっかりした作りだし、恐らく公式のカバーだともう少し薄いのかもしれないけれど、機械本体を守ってくれると思えば満足。蓋を閉めればスリープ状態となるし、内側の布もいい感じだし、欲を言えば、もう少し色が選べればいいんじゃないかなーなんて。でも、もしこれが壊れてもまだ同じ商品が流通していたら、同じくこれを買っちゃうかも。ちなみにちなみに、商品価格1,200円の送料450円(イギリスからなのに!)、計1,650円。ヒャー。

 これでますます読書生活が盛り上がりそうだ。

Navitech London New Kindle / New Kindle Voyage用手帳型ケース&New Kindle用手帳ケース&読書ランプセット


たとえドライアイが復活しても。

 おっと。また自分がブロガーである事をすっかり忘れてしまっていた。というか、正しくは例のキンドルが届いてから、とにかく読むのが楽しくて楽しくて、活字に夢中になっていたので、世の流れに関して今週はホント、ついていけてないイケナイ大人でして。紙の本を読み始める宣言を先月末にしたというのに、ついつい台所でご飯作ってる最中、魚焼いてる間とか、出来上がりまで少し待ってる間とか、とにかくほんの少しでも時間の隙間を見つければエプロンのポケットに忍ばせておいたキンドルを取り出し、すぐに読んじゃうそんな生活。活字読むの、楽しいなあ。夜の9時のニュースぐらい見ればいいんだけど、大越キャスターがいなくなってからは申し訳ないけど面白くなく別時間帯のニュースを見るようになったので、食器洗ったらあとはガッツリと活字読むのが仕事みたいな。そして気付いたら読みながら寝てしまったり。

 青空文庫ではまたまた好きな作家さんが増えちゃってそれにドップリ。凝り性云々の問題じゃなく、ホント面白いんだから仕方がない。ワテクシ、最近はどちらかというと北欧ミステリをはじめとする海外モノを好んで読んでいるんだけれど、国内モノだと大正~昭和初期のミステリが好きだという事が、この青空文庫を読むようになってからわかった。乱歩や横溝、夢野久作にばかり目が向けられがちだが、いやいや、追求を始めたらそのどれもこれもが面白くて。大阪圭吉、浜尾四郎、海野十三にここ最近夢中だったけれど、前回ここの記事をアップした直後に見つけた小酒井不木さんがとても好みで、毎日少しずつ読んでいるが、まだまだ終わりが見えないほど沢山作品があるので嬉しい。医学者でありながら翻訳をされていたり、推理小説を書いてみたりと、しかもそのどれもがイイ。彼の作品を読んでいると、小学生の時に、乱歩や少年探偵ブラウンとか、毎日毎日ワクワクしながら読んでいたあの感じが自分の中で蘇ってくる。すごく懐かしい感じ。で、青空文庫で多分ほとんどの作品が読めるのに、キンドルで作品集をダウンロードしてしまった。今の読書生活がとにかく楽しい。読んで読んで読みまくりますよ。

 あと、話題のルーシー・ブラックマンさんの事件について外国人記者の目から見た一冊、『黒い迷宮』は面白かった。

●chocotavich - これは物語ではなく現実の日本社会で起こった悲劇。当時報道されていた事が全てなのではなく、この外国人の著者の目を通じ、共に深く深く事件の奥へ入り込んでゆく事によって、不思議の国・日本というものを改めて感じる事となる。ルーシーは確かに被害者だが、それ以上に被害者家族の受けた心の痛みは計り知れない。全体を通して、誰もが持つ「孤独」の空気を感じる一冊だった。  http://bookmeter.com/cmt/47274381 


 音楽は最近、例のTV出演後、やっぱりいいよなーと大澤誉志幸の作品を楽しんでみたり、永遠に寄り添い続けたいザッパ先生を楽しんでみたり。あとは録りだめしているEテレの「らららクラシック」を繰り返し見たり。今回のストラヴィンスキー先生、カッコ良かったなー。ああ、そうだ。あとはTwitterの方に動画貼りまくったんだけど、【frank zappa israel festival jerusalem 1997】 の映像に感動した。こういったオーケストラものを楽しめるようになったのも全てザッパ先生のお陰。


BGM:Frank Zappa and The Mothers “Roxy & Elsewhere”